今さら聞けない!?アフィリエイトに関する基礎知識をわかりやく解説します

当ブログをご覧のあなたは、多かれ少なかれ「アフィリエイト」というものに興味をお持ちのことと思います。

ですがご覧になっている方の中には、「アフィリエイトに興味があるけど、どんな仕組みなのかわからない」、「アフィリエイトが稼げるって聞くけど、ぶっちゃけ何のことなのかサッパリわからない」などといったように、アフィリエイトに興味はあるのの、具体的にはどのようなビジネスなのかをご存知ないという方もいらっしゃるかと思います。

そもそも世間一般では、「アフィリエイト」という言葉すらご存知ない方が大半ですからね。

そこで今回の記事では、そもそもアフィリエイトとは何なのか、どのような仕組みのビジネスなのか、さらにはどのような種類や手法があるのか、などなど、今さら人に聞けないようなアフィリエイトに関する基礎知識をわかりやすく解説していきます。

あなたも、アフィリエイトに興味があるけど、どのようなビジネスなのか具体的にご存知ないのであれば、まずは今回の記事を参考にしていただき、アフィリエイトに関する基礎知識を身に付けていただければと思います。

そもそもアフィリエイトってどんなビジネスなの!?

まず、アフィリエイトとはどんなビジネスなのかを一言で言うと、

インターネット上の媒体の広告ビジネスです。

新聞や雑誌に広告欄や広告ページがあったり、ラジオやテレビにコマ―シャルがあるように、ブログやサイトなどのインターネット上の媒体にも広告があるわけですが、それに関連する1つのビジネスが「アフィリエイト」になります。

アフィリエイトの仕組みを図で表すと以下のようになります。

ご覧の通り、アフィリエイトビジネスにおいては、広告主、ASP(広告代理店)、アフィリエイター、お客様、という4者が関わる仕組みになっています。

この図の中で、アフィリエイターが関わるのは赤い矢印に部分になります。

アフィリエイターは、ASP(広告代理店)に掲載されている様々な広告の中からプログラムを選び、運営するブログやサイトなどの媒体にその広告を貼りつけて商品やサービスを紹介します。

そして、アフィリエイターが運営するブログやサイトに訪れたお客様が広告の商品やサービスを購入すると、ASPからアフィリエイターに報酬が支払われます。

ですから、アフィリエイトを実践して稼ぐためには、ASPにアフィリエイターとして登録して広告プログラムを選んだり、ブログやサイトなどの媒体を構築してお客様に商品やサービスを紹介していく必要があるわけなんですね。

一般的に、テレビやラジオなどといった媒体で広告ビジネスをするにあたっては、電通や博報堂などといった広告代理店とのコネや人脈が無いとはじめられませんが、アフィリエイトにおいては、まったくコネや人脈が無い初心者の人であってもASPにアフィリエイター登録することができ、すぐにビジネスをはじめることができます。

また、ブログやサイトなどの媒体と構築するとなると難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在はHTMLやCSSの知識がなくてもブログやサイトをつくることができるソフトウェアやツールがありますので、パソコンの知識がほとんどないという人であっても、アフィリエイトを実践することができます。

しかも、アフィリエイトは、商品の開発、仕入、在庫などといったコストがかかりませんし、金融機関から融資をしてもらったり店舗を構えたり人を雇わなくても実践できるので、極めて少額な資金ではじめることができ、なおかつ極めてリスクが少ないビジネスと言えるわけです。

つまり、パソコン1台とインターネットができる環境さえあれば、アフィリエイトをはじめることができるわけですね。

ですから、アフィリエイトというものは、多くの人にとって実践するためのハードルが低いビジネスと言えるわけです。

以前、ホリエモンこと堀江貴文氏が、「確実にうまくいく商売の条件」として、以下の4つのポイントを挙げていました。

確実にうまくいく商売の条件

・利益率の高い商売
・在庫を持たない商売
・定期的に一定の収入が入っている商売
・資本ゼロあるいは小資本ではじめられる商売

正に、アフィリエイトは、この「確実にうまくいく商売の条件」がすべて当てはまるビジネスなんですよね。

さて、そんなアフィリエイトビジネスではありますが、一口に「アフィリエイト」と言っても、構築する媒体や取り扱う広告プログラムなどの違いによって、様々な種類に分類することができます。

さらに、それぞれのアフィリエイトの種類によって、実践する手法や稼げる金額なども結構違ってきます。

では次に、アフィリエイトビジネスについて、どのような種類があるのか説明していきましょう。

アフィリエイトにはどのような種類があるの!?

アフィリエイトの分類の仕方としては、大きく分けて「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方と、「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方と、2種類の分類の仕方があります。

特に初心者の方は、この2種類の分類の仕方を混合してしまうと、アフィリエイトに関する知識を正確に吸収することができないので、まずはザックリとでも良いので、覚えておく必要があります。

例えば、「ブログアフィリエイト」や「サイトアフィリエイト」などといった分類の仕方は、「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方になります。

そして、「物販アフィリエイト」や「情報商材アフィリエイト」などといった分類の仕方は、「どんな広告プログラムをアフィリエイトするのか?」という分類の仕方になるわけです。

では、それぞれの分類の仕方で、どのようなアフィリエイトの種類があるのかを説明していきましょう。

どんな媒体でアフィリエイトをするか?

まず、「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方をすると、主に以下のようなアフィリエイトの種類があります。

  • サイトアフィリエイト
  • ブログアフィリエイト
  • メルマガアフィリエイト
  • PPCアフィリエイト
  • 無料ブログアフィリエイト
  • Youtubeアフィリエイト
  • ツイッターアフィリエイト

この様に、サイト、ブログ、メルマガ、ツイッターなどといったように、インターネット上の様々なメディアを媒体として、アフィリエイトをすることができるわけです。

そして、それぞれのメディアによって特徴が異なってくるので、アフィリエイト手法も違ってくる部分が出てくるわけなんですね。

では、それぞれ説明していきましょう。

サイトアフィリエイト

「サイトアフィリエイト」とは、一般的には「HTMLサイト」を媒体としてアフィリエイトしていく手法のことを指します。

HTMLサイトとは、いわゆる「ホームページ」と呼ばれるタイプのサイトで、次にお話するWordPressのようなブログタイプのサイトと並んで、アフィリエイトにおいてはポピュラーかつスタンダードな媒体と言えるでしょう。

HTMLサイトは、WordPressのようなブログに比べると、検索エンジンにインデックスされるのがやや遅い傾向にありますが、その反面、インデックスされた後は比較的検索順位が安定的する傾向にあります。

WordPressのようなブログが「動的サイト」などと呼ばれるのに対して、HTMLサイトは「静的サイト」などと呼ばれたりしていますね。

なので、HTMLサイトは、ブログのような更新型のサイトではなく、完成された記事を一気にアップロードさせて後は放置する「放置型のサイト」をつくるのに適していると言えるでしょう。

また、HTMLサイトは、ブログに比べると記事のアップロードに時間がかかるため、記事数が多いサイト(100記事以上ぐらい)を構築するのには、あまり適していないと言えます。

ですから、1ページ~数ページ程度の小規模サイトや、数十ページ程度の中規模サイトを構築するのに適した媒体と言えます。

この様に「HTMLサイト」を媒体として構築していくアフィリエイト手法が、「サイトアフィリエイト」になるわけですね。

ちなみに、以下の記事などでお話した「ペラサイトアフィリエイト」も、このサイトアフィリエイトの1つの手法です。

初心者でも稼げるペラサイトアフィリエイトのやり方を徹底解説!

ブログアフィリエイト

「ブログアフィリエイト」とは、WordPress(ワードプレス)のような「ブログ」を媒体としてアフィリエイトしていく手法のことを指します。(ただし、ブログも「サイト」の一種なので、ブログアフィリエイトもサイトアフィリエイトに含まれる場合もあります。)

「WordPress(ワードプレス)」とは、無料で利用できるツールで、今最も利用者が多いブログソフトウェアです。

ちなみに、当ブログもWordPressで構築されたブログになります。

アフィリエイトにおいても、先ほどのHTMLサイトと並んでWoredPressで構築したブログは、最もポピュラーかつスタンダードな媒体と言えます。

WordPressで構築したブログは、HTMLサイトに比べると、検索エンジンにインデックスされるのが早い傾向にありますが、記事を更新しないで放置していると、じょじょに検索順位が下がっていくと言われています。(とはいえ、私自身の所有するWorePressブログの中には1年ぐらい放置しても順位が安定しているものもあるので、何とも言えませんが・・・。)

なので、WordPressで構築したブログは、定期的に記事を更新していく「更新型サイト」をつくるのに適していると言われています。

また、WordPressなら、100記事、200記事、1000記事と記事が増えてきても、記事のアップロード時間は一瞬なので、100記事以上の記事数が多い大規模サイトを構築するのにも滴していると言えます。

この様に、WordPressのようなブログを媒体として構築していくアフィリエイト手法が、「ブログアフィリエイト」になります。

ちなみに、当ブログでよくお話している「パワーサイトアフィリエイト」も、このブログアフィリエイトの1つの手法です。(正確には「パワーブログアフィリエイト」と呼んだ方が良いのかもしれません。)

メルマガアフィリエイト

「メルマガアフィリエイト」とは、メールマガジンを媒体としたアフィリエイト手法になります。

メルマガアフィリエイトの手法は、サイトやブログからメルマガ登録をしてもらったり、無料レポートスタンドに自作のレポートを登録してそれをダウンロードしてもらってメルマガ登録をしてもらったりして、読者を集めていきます。

そして、その読者に対してメルマガ上で商品やサービスをアフィリエイトしていくわけですね。

サイトやブログが「PULL(プル)型媒体」と呼ばれるのに対して、メルマガは「PUSH(プッシュ)型媒体」などと呼ばれます。

つまり、サイトやブログは「待ち」の媒体であるの対して、メルマガは「攻め」の媒体であるとされているわけです。

メルマガは、お客様のメールボックスにダイレクトにメッセージが届くので、販売力という意味では非常に強力な媒体と言えるわけです。

例えるなら、サイトやブログが店舗型の販売なのに対して、メルマガは飛び込み営業のセールスマンみたいなものですね。

ただし、メルマガというのは、それ単体では集客力は無いので、あくまでもブログや無料レポートスタンドなどの他の媒体を経由して読者登録をしてもらう必要があります。

また、ブログやサイトは文章だけでなく画像や図解などでも表現することができますが、メルマガは文章のみで表現しなかればならないので、より文章力を必要とします。

さらに、ブログやサイトのサーバー代やドメイン代と比べると、メルマガの有料配信スタンドの利用料というのはコストがかかります。

なので、ブログやサイトに比べて、メルマガの方はやや敷居が高いと言えるかもしれません。

それに、メルマガをアフィリエイト目的の媒体として使うのであれば、「特定電子メール法」という法律を遵守する必要があり、配信者の氏名または名称、配信の停止を求める通知先、配信者の住所、苦情や問い合わせ先、などを表記する義務が発生します。

ですから、副業などで名前や住所を表記したくない方にとっては、実践しづらいかもしれません。(ただし、氏名ではなく屋号にしたり、レンタルオフィスの住所を記載するという手もあります。)

とはいえ、メルマガは強力な販売力を持つ媒体であることは間違いないので、ブログやサイトでメイン媒体を構築したら、それにメルマガも連動させてさらに収益をアップさせるのはアフィリエイトの1つの王道パターンと言えます。

PPCアフィリエイト

「PPCアフィリエイト」とは、Yahoo!プロモーション広告、Googleアドワーズ、などといった検索エンジンのクリック課金型のインターネット広告(リスティング広告)を利用してアフィリエイトする手法です。

PPCとは、Pay・Per・Click(ペイ・パー・クリック)の略称で、クリック課金型のインターネット広告のことを指しているわけですね。

例えば、Yahooで「育毛剤」と検索してみますと、以下のように検索結果のページの先頭に「広告」と表示されたサイトが4件出てきますが、この中には育毛剤メーカーの公式サイトもあれば、アフィリエイトサイトもあったりするわけですね。

この様に、PPCアフィリエイトは、リスティング広告にアフィリエイトサイトを出稿させてアクセスを集めてアフィリエイトする手法になるわけです。

アフィリエイトサイトの多くは、HTMLサイトやWordPressで構築されたサイトになります。

ちなみに、PPCアフィリエイトの対義語として、リスティング広告を使わずにSEO(検索エンジン最適化)のみでサイトを上記表示させる手法は「SEOアフィリエイト」などと言われたりします。

先に挙げた、「サイトアフィリエイト」や「ブログアフィリエイト」も、「SEOアフィリエイト」の手法と言えますね。

PPCアフィリエイトの特徴としては、まずは何と言ってもその即効性です。

SEOアフィリエイトの場合は、サイトやブログが上位表示されるまでに早くても1ヶ月、通常は3ヶ月~6ヶ月程度かかりますが、PPCアフィリエイトの場合は、即日報酬が発生することも珍しいことではありません。

また、より多くの広告費をかけることによってレバレッジを効かせて、より多くのアフィリエイト報酬を得ることも可能なので、PPCアフィリエイターの中には個人で月収500万~1000万円程度稼ぐ人がゴロゴロいたりします。

ただしその反面、SEOアフィリエイトに比べると、月によって収益にバラつきがあるようです。

私の知り合いにもPPCアフィリエイトを実践している人がいますが、ある月の月収400万でも、翌月の月収が10万円しか無かった、なんてこともあるそうです。

また、PPCアフィリエイトは、広告やキーワードの選定や広告の運用の仕方を間違えてしまうと、赤字になってしまう危険性もあります。

例えば、物販アフィリエイトの場合は、承認率が50%以下の広告プログラムがザラにあります。

そのような承認率が低い広告プログラムを選んでしまった場合、発生報酬額の時点では黒字であっても、確定報酬額がその半分だったりしたら、広告費を差し引いたら赤字になってしまうなんてこともあるわけです。

ということで、PPCアフィリエイトは、収益が不安定だったり赤字になるリスクはあるものの、即効性があり短期間で大きく稼ぐこともできるアフィリエイト手法です。

無料ブログアフィリエイト

「無料ブログアフィリエイト」は、livedoorブログ、Seesaaブログ、アメーバブログ、FC2ブログ、などといった無料ブログを使ったアフィリエイト手法になります。

先に挙げた「サイトアフィリエイト」や「ブログアフィリエイト」では、ドメインやサーバーを有料でレンタルして媒体を構築するのに対して、無料ブログはお金をかけずに媒体を構築することができます。

無料ブログを開設した場合は、その無料ブログサービスのドメインを間借りすることになるので、最初から強いドメインパワーの恩恵を受けられるというメリットもあります。

例えば、Seesaaブログでブログを開設した場合は、「〇〇〇.seasaa.net」というアドレスになるので、「seasaa.net」という強力なオールドドメインの恩恵を受けることができるわけですね。

そんな無料ブログではありますが、アフィリエイトを実践するにあたってはデメリットもあります。

まず、無料ブログは運営者の意向次第で、突然ブログを削除されてしまうリスクがあるという点です。

ブログを削除されてしまう理由としては、利用規約違反をしていて理由がハッキリしているケースもあれば、理由がよくわからないまま削除されてしまうケースもあります。

無料で利用させてもらっている以上は、運営者の気まぐれであろうと、意向に従わなければなわないわけですね。

また、無料ブログには広告が表示されているため、それらの広告がアフィリエイトの邪魔になってしまうというデメリットもあります。(ただし、有料プランで広告を消すこともできます。)

さらに、先ほどもお話したように、無料ブログでは最初から強いドメインパワーの恩恵を受けられるので最初からアクセスを集めやすいのですが、3ヶ月~6ヶ月もしてくると、新規の独自ドメインのサイトの方が強くなっていって、アクセスを集めやすくなってきます。

ということで、無料ブログは使いやすい媒体ではあるのですが、アフィリエイトを実践するにあたっては、メイン媒体としてはおすすめできない媒体です。

アフィリエイトにおいて無料ブログを使うのであれば、あくまでもサブの媒体として利用して、メインサイトへ誘導するためのサテライトサイト的な使い方がのぞましいです。

Youtubeアフィリエイト

動画サイトのYoutubeでチャンネルを開設して、アフィリエイトサイトやメルマガに誘導したり、Youtubeの動画再生数でGoogleアドセンスなどを稼ぐアフィリエイト手法です。

ちなみに、HIKAKIN(ヒカキン)さんに代表されるような、Youtuber(ユーチューバ―)と呼ばれる人たちも、Googleアドセンスや企業とのタイアップ広告などで収益を得ているので、広い意味ではアフィリエイターになるのかもしれません。

YoutubeはGoogle傘下の企業ということもあってかSEO的にも強く、検索結果でYoutube動画が出てくることも多く、非常に拡散力のある媒体と言えます。

なので、アフィリエイトを実践するにあたっても有効な媒体と言えるでしょう。

ですが、注意しなければならないのが、Youtubeも無料ブログと同様、無料で利用できるが故に、いつ運営者から削除されてもおかしくないということです。

実際、Youtubeで動画を検索していると、以下のように削除された動画と出くわすことが結構多いですよね?

これは、著作権侵害の申し立てのようにハッキリした理由の上で削除される場合だけでなく、特にハッキリとした理由もないのに削除されてしまう場合もあるわけです。

Youtubeも無料ブログ同様、無料で利用させてもらっている以上は、運営者の意向に従わなければならないわけですね。

なので、アフィリエイトを実践するにあたっては、Youtubeはメインの媒体としてではなく、あくまでもメインサイトやメルマガへ誘導するためのサブの媒体として使うのがのぞましいです。

ツイッターアフィリエイト

SNSは様々なものがありますが、その中でもtwitterは特に拡散力のある媒体と言えます。

なので、アフィリエイトにおいても有効な媒体の1つと言えるでしょう。

数年前には、twitterでゲームアプリや出会い系アプリなどの無料登録案件を、10代20代の若年層向けにツイートして荒稼ぎしているアフィリエイターが結構いました。

ただし、twitterも無料ブログやYoutubeと同様に無料で使える媒体であるがゆえに、運営者の意向で当然アカウントが削除されてしまうリスクがあります。

特にtwitterは他の無料媒体と比べてみても、運営者が容赦なくアカウント削除してくる傾向にあります。

なので、アフィリエイトを実践するにあたっては、twitterは無料ブログやYoutubeと同様に、メインの媒体としてではなく、あくまでもメインサイトやメルマガへ誘導するためのサブの媒体として使うのがのぞましいです。

 

ということで以上、「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方で、それぞれのアフィリエイト手法についてお話しました。

では次に、「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方で、どのようなアフィリエイトの種類があるのかお話していきましょう。

どんな広告プログラムをアフィリエイトするのか?

「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方をすると、主に以下のようなアフィリエイトの種類があります。

  • 物販アフィリエイト
  • 情報商材アフィリエイト
  • 大手ネットショッピングモールアフィリエイト
  • Googleアドセンス
  • ゲームアプリアフィリエイト
  • アダルトアフィリエイト

この様に、取り扱う広告プログラムによっても、アフィリエイト手法が分類されるわけですね。

また、各ASP(広告代理店)によって、取り扱う広告プログラムの特色が変わってくるので、どのASPと提携するかによって種類が別れているとも言えます。

では、それぞれについて説明していきましょう。

物販アフィリエイト

まず、「物販アフィリエイト」についてですが、これは物販系のASPが取り扱う商品やサービスをアフィリエイトしていく手法です。

主な物販系のASPとしては、A8.net、バリューコマース、アクセストレード、JANet、afb、レントラックス、などといったASPがあります。

物販系のASPの中には上場企業も多いので、それだけ大きな市場であると言えますし、それに伴って携わっているアフィリエイターの数も多いです。

また、月収500万円以上稼ぐようなスーパーアフィリエイターと呼ばれる人の多くの人は、この「物販アフィリエイト」を実践しています。

物販系のASPで取り扱っている広告プログラムとしては、健康食品、化粧品、グルメ・食品、ファッション、旅行、保険・金融商品、引越しサービス、就職・転職サービス、各種資格試験・専門学校、婚活・結婚情報サービス、各種Webサービス、などなど、非常に多岐にわたります。

広告主も、個人経営の会社から誰もが知っているような大手企業まで様々です。

ということで、物販アフィリエイトはアフィリエイトビジネスにおいて、最もメジャーなジャンルと言えるでしょう。

情報商材アフィリエイト

「情報商材アフィリエイト」は、情報商材系のASPが取り扱っている「情報商材」と呼ばれるデジタルコンテンツ(電子書籍・動画・音声コンテンツ・ソフトウェアなど)をアフィリエイトしていく手法です。

主な情報商材系のASPとしては、インフォトップ、インフォカート、などといったASPがあります。

物販系のASPの中には多くの上場企業があるのに対して、情報商材系のASPは今のところ上場企業はありません。(ただし、インフォトップの運営会社は上場企業のグループ子会社になります。)

情報商材という特殊な商品の性質上、物販アフィリエイトに比べるとニッチな市場と言えます。

ニッチな市場であるがゆえに、それだけライバルのアフィリエイターもそれほど多くありません。

情報商材系のASPが取り扱っている商品のジャンルとしては、ネットビジネスなどのお金を稼ぐノウハウ、FXや株式などの投資ノウハウ、ホームページ作成ソフトなどのソフトウェアやツール、ダイエットやバストアップなどの体の悩みに関するノウハウ、健康に関するノウハウ、恋愛や婚活に関するノウハウ、語学や資格試験に関するノウハウ、スポーツの上達法、などといったものがあります。

商品の販売者(広告主)は個人経営の会社が多いこともあり、我々アフィリエイターとの距離が近いと言えます。

「情報商材って、なんだか胡散臭くて怪しい!」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、情報商材の中にも、お客様に紹介する価値のある素晴らしい商品は数多くあります。

例えば、以下の記事でご紹介しているSIRIUS(シリウス)というサイト作成ツールは、HTMLやCSSの知識がない初心者の方でも直観的な操作でプロ並みの綺麗なホームページがつくれてしまう大変優れたソフトウェアで、しかもバージョンアップしたら無償で最新版をダウンロードすることができます。

SIRIUS(シリウス)はアフィリエイターの必需品!?他のサイト作成ツールとは何が違うのか!?

市販のホームページビルダーのようなサイト作成ツールですと、すぐにレイアウトが崩れてしまったりと操作が難しかったり、出来上がったサイトも素人感丸出しだったりしますし、バージョンアップする度にお金がかかってしまいますからね。

この様に情報商材の中にも価格以上の価値のある、素晴らしい商品も数多くあるわけです。

また、情報商材アフィリエイトは、アフィリエイト報酬単価が5,000円以上の高額なものが多く、報酬単価10,000~20,000円といった商品も珍しくありません。

しかも、承認率が100%なので、アフィリエイト報酬が発生した時点で報酬が確定します。

なので、情報商材アフィリエイトに本格的に取り組めば、比較的早い段階で月収50万円~100万円レベルを達成することができます。

ただし、物販アフィリエイトに比べると市場規模は小さいので、情報商材アフィリエイトのみですと月収200万円ぐらいが限界のように感じます。

ということで、情報商材アフィリエイトは、物販アフィリエイトに比べると市場規模が小さいですが、その分ライバルのアフィリエイターが少なく、なおかつ高額な報酬単価で承認率100%で比較的稼ぎやすい「狙い目」なジャンルであると言えます。

大手ネットショッピングモールアフィリエイト

これは、アマゾン、楽天、ヤフーショッピング、などといった大手ネットショッピングモールのアフィリエイトプログラムです。

アマゾンであれば「Amazonアソシエイト」、楽天であれば「楽天アフィリエイト」、ヤフーショッピングであれば「Yahoo!ショッピングアフィリエイト」といった名称になります。

やはり、ネットで買い物をする場合は、アマゾンや楽天を思い浮かべる人が多いですから、ユーザー数が圧倒的に多いですし、アフィリエイトできる商品のラインナップも圧倒的に多いです。

商品の数に対して、アフィリエイトしている人の数は圧倒的に少ないので、簡単にライバルがいない市場を見つけることもできます。

ですが、デメリットとしては、このような大手ショッピングモールのアフィリエイトでは、アフィリエイトの報酬率が1~8%程度と、非常に低いことです。

アマゾンや楽天で報酬率1~2%の商品が、物販系のASPでは報酬率30%なんてことがザラにあります。

物販系ASPはアフィリエイターと共存共栄の関係なのに対して、アマゾンや楽天といった大手ネットショッピングモールは、サイト自体が強くて販売力があるため、それほどアフィリエイターに依存していなくても成り立つわけですね。

なので、大手ネットショッピングモールのアフィリエイトはかなり頑張っても、月収10万円程度が限界のようです。

Googleアドセンス

「Googleアドセンス」とは、Googleが提供するコンテンツ連動型の広告配信サービスです。

ブログやサイトにGoogleアドセンスの広告タグを貼り付けると、そのブログやサイトのコンテンツに関連する広告が自動的に表示され、その広告をユーザーがクリックしたら報酬が発生します。

物販アフィリエイトや情報商材アフィリエイトはユーザーが商品を購入してはじめて報酬が発生するので「成果報酬型アフィリエイト」と呼ばれていますが、Googleアドセンスはユーザーが広告をクリックしただけで報酬が発生するので「クリック報酬型アフィリエイト」と呼ばれています。

「成果報酬型アフィリエイト」の場合は、アフィリエイトする商品に興味のあるユーザーを集めて、さらにはそのユーザーに商品を購入してもらうためのコンテンツをつくる必要がありますが、Googleアドセンスのような「クリック報酬型アフィリエイト」の場合は、テーマに沿った記事をひたすら書いてユーザーを集めるだけで良いので、手法としてはよりシンプルであると言えます。

ただし、「成果報酬型アフィリエイト」の場合は、比較的少ないアクセスでも大きな収益を上げられるのに対して、Googleアドセンスのような「クリック報酬型アフィリエイト」の場合は、アクセス数と報酬額がそのまま比例するので、とにかくより多くのアクセスを集める必要があります。

例えば、Googleアドセンスで稼ぐアフィリエイト手法の1つとして、「トレンドアフィリエイト」というものがあります。

トレンドアフィリエイトとは、芸能人のゴシップネタ、スポーツニュース、政治経済ニュース、などといった旬の時事ネタのキーワードを狙って記事を書き、一時的に大きなアクセスを集めて稼いでいく手法です。

この様な旬の時事ネタのキーワードというのは、アクセスが集まるのは一時的ではありますが、すぐに爆発的なアクセスが集まるので、短期間でアフィリエイト報酬につながるわけです。

ただし、この手法ですと、自分一人で記事を書いていると、いつまでも「労働型アフィリエイト」から抜け出すことができないので、より収益を増やしていくためには、記事を外注化するなりして自動化の仕組みをつくる必要があります。

記事の外注化が軌道に乗れば、物販アフィリエイトや情報商材アフィリエイトと同様に、大きく稼ぐことができるアフィリエイト手法と言えます。

ゲームアプリアフィリエイト

主にスマートフォンユーザー向けのゲームアプリをアフィリエイトする手法です。

ブログやサイトでゲームアプリを紹介して、ユーザーにダウンロードしてもらうことにより、アフィリエイト報酬が発生します。

アフィリエイトの報酬単価は数百円程度と低めですが、大半のゲームアプリのダウンロードは無料なので、報酬は発生しやすいです。

また、ゲームアプリのTVCMが頻繁に流れていたり、ガンホーやコロプラなどといったゲームアプリメーカーが次々と上場企業になっていることからもわかる通り、アフィリエイトにおいても非常に大きな市場です。

ゲームアプリを取り扱っているASPとしては、Smart-C、Zucks、GAMEFEAT、などといったASPがあります。

ゲームアプリをアフィリエイトするにあたっては、実際にゲームをプレイして実践記や画像をアップすれば、それだけで立派なオリジナルコンテンツになるので、それほど文章力が無くても記事をつくることができます。

なので、特にゲームが好きな方にとっては、趣味と実益を兼ねたアフィリエイト手法と言えますね。

アダルトアフィリエイト

主に成人向けのアダルト動画をアフィリエイトする手法です。

アダルト動画の販売サイトを運営しているDMM.comが、年商2,000億円以上の巨大企業になっていることからもわかる通り、隠れた巨大市場と言えます。

アダルト動画アフィリエイトのASPとしては、DTI、APEX、SBS、などといったASPがあります。

アダルト動画アフィリエイトの特徴としては、ユーザーに動画サイトの月額課金サービスに登録してもらった場合、ユーザーが退会しない限り毎月継続的にアフィリエイト報酬が発生するという点が挙げられます。

継続利用に対して継続的にアフィリエイト報酬が支払われる、いわゆる「ライフタイムコミッション」というシステムですね。

アダルト動画アフィリエイトのASPが、この様にアフィリエイターを厚遇する理由としては、商品の性質上、なかなか他のメディアでは広告が出せないですし、インターネット上でも検索エンジンから制限されることがあるので、アフィリエイターの販売力に期待しているということでしょうね。

それだけ、アフィリエイターの活躍しがいのあるジャンルと言えるのかもしれません。

ちなみに、アダルト動画というと完全に男性向けのように思われがちですが、近年では女性向けコンテンツも増えてきており、アダルトアフィリエイトでガッツリ稼いでいる女性アフィリエイターもいます。

 

ということで以上、「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方で、アフィリエイトの種類をご紹介しました。

まとめ

今回のお話、いかがでしたでしょうか?

おさらいしますと、まずアフィリエイトとはどんなビジネスなのかを一言で言うと、

インターネット上の媒体の広告ビジネスになります。

アフィリエイトビジネスにおいては、広告主、ASP(広告代理店)、アフィリエイター、お客様、という4者が関わる仕組みになっており、アフィリエイターは、ASP(広告代理店)に掲載されている様々な広告の中からプログラムを選び、運営するブログやサイトなどの媒体にその広告を貼りつけて商品やサービスを紹介します。

そして、アフィリエイターが運営するブログやサイトに訪れたお客様が広告の商品やサービスを購入すると、ASPからアフィリエイターに報酬が支払われます。

そんなアフィリエイトビジネスではありますが、一口に「アフィリエイト」と言っても、構築する媒体や取り扱う広告プログラムなどの違いによって、様々な種類に分類することができ、それぞれのアフィリエイトの種類によって、実践する手法や稼げる金額なども結構違ってきます。

アフィリエイトの分類の仕方としては、大きく分けて「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方と、「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方と、2種類の分類の仕方があります。

まず、「どんな媒体でアフィリエイトをするか?」という分類の仕方をすると、主に以下のようなアフィリエイトの種類があります。

  • サイトアフィリエイト
  • ブログアフィリエイト
  • メルマガアフィリエイト
  • PPCアフィリエイト
  • 無料ブログアフィリエイト
  • Youtubeアフィリエイト
  • ツイッターアフィリエイト

次に「どんな広告プログラムをアフィリエイトするか?」という分類の仕方をすると、主に以下のようなアフィリエイトの種類があります。

  • 物販アフィリエイト
  • 情報商材アフィリエイト
  • 大手ネットショッピングモールアフィリエイト
  • Googleアドセンス
  • ゲームアプリアフィリエイト
  • アダルトアフィリエイト

この様に、構築する媒体や取り扱う広告プログラムなどの違いによって、アフィリエイトの手法を分類することができるわけですね。

初心者の方は「いきなり、たくさんのアフィリエイトの手法を羅列されてもよくわからない!」とっ思ったかもしれませんが、とりあえずは「構築する媒体や取り扱う広告プログラムによって色々なアフィリエイトなやり方がある」ということだけでも覚えていただければOKです。

ということで以上、今回はアフィリエイトに関する基礎知識についてお話させていただきました。

さて、次回の記事では、そんなアフィリエイトビジネスが、なぜオススメのビジネスモデルであるのかについて、掘り下げてお話していきます。

⇒アフィリエイトがあらゆる人にオススメの最強のビジネスモデルである5つの理由